広島県留学生活躍支援センター(広島市中区)は6月22日、平岩地域センター(東広島市西条町寺家)で県内在住の留学生と平岩地域住民の交流会を開いた。相互理解を図ることが目的で今回で13回目。
ベトナムなど14カ国の出身の留学生30人と地域住民30人の計60人が参加。留学生と住民が二人一組になり、自己紹介の後、休みの過ごし方や体験したいことなどを話した。城巡りやアニメなどの話題にもなり笑顔。留学生は茶道などのサークル見学などもした。
初めて外国人と交流した正木五男さん(77)は「最初は戸惑ったが、楽しかった」、ブラジル国籍のウネ・フェルナンデス・クリスチアン・アキラさん(26)は「地域の人が外国人に目を向けてくれているのがうれしい」、同支援センターの胤森美保さんは「住みよい地域づくりの一助となれば」とそれぞれ話していた。
同支援センターは、国際交流・国際協力を推進するひろしま国際センターの中に留学生支援専門チームとして2011年に設立。産官学が連携し留学生の受け入れや勉学、生活、就職の支援をしている。
(山北)