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【東広島市】カードゲームで将来を考える 町家で学生企画のイベントを開催

  • 2024/08/09
カードゲームで将来を考える学生企画イベント
学生とカードゲームを楽しむ児童ら(撮影・山北)

 学園都市づくり交流会議(東広島市、市内の大学、関係機関)は、市内の小中学生を対象に夏休み期間中に8回、西条酒蔵通りの築100年の町家(同市西条本町)で学生企画イベント(まなびやまちや)を開いている。同交流会議が取り組む町家プロジェクトの一環で、今年で3年目。学生7団体が8企画した。 

カードゲームで将来を考える学生企画イベント
学生とカードゲームを楽しむ児童ら(撮影・山北)

 7月26日は、市内の小学生7人が参加。広島大の学生団体「ひとあそび。」(小川芙幸代表)の2人が企画・運営し、同団体が作成した職業シミュレーションカードゲームを使い将来について考えた。児童らは、適正診断テストや職業選びワークシートに記入した後、なりたい職業をカードで選び2班に分かれて、自分がなりたい職業に就くためには何が必要なのかなどをカードゲームで学んだ。
 参加した市立寺西小6年の松浦隆昌さんは「ゲームを通して改めて自分の夢について楽しみながら考えることができた」と笑顔。ひとあそび代表の小川さんは、「楽しんでもらえて良かった。将来について考えるきっかけになれば」と話していた。
 同市は広島大と連携して、2021年度から中心市街地の教育や研究拠点として町家を活用し取り組みを開始。同交流会議が中心となり地域課題の解決などを目的に学生企画イベントを定期的に開催している。(山北)

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プレスネット編集部

広島県東広島市に密着した情報を発信するフリーペーパー「ザ・ウィークリープレスネット」の編集部。

東広島の行事やイベント、グルメなどジャンルを問わず取材し、週刊で情報を届ける。

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