東広島市は、7月18日、第2回東広島こい地鶏勉強会を欧風食堂ビストロパパ(同市西条中央)で行った。勉強会は、市が広島大学と共同開発した「東広島こい地鶏」のブランド化を目指し、飲食店でのメニュー化を促進しようと企画。市内飲食店のシェフや東広島こい地鶏ブランド推進協議会(寺尾孝治会長)関係者など約30人が参加した。
広島県料理業生活衛生同業組合川口伸二理事長は、「宮島のアナゴ飯が観光に貢献しているように、こい地鶏で地元を盛り上げよう」とあいさつ。
参加者は、ビストロフーズの川田昭司代表から美酒鍋こい地鶏、胸肉の麻婆豆腐、もも肉のパン粉マスタード焼きなど、考案したメニュー12品の調理ポイントを聞きながら、試食した。
飲食店を経営する加藤隆二さんは、「トッピングやおつまみ開発のヒントを得たいと参加した。こい地鶏の良さを引き出せるメニューを考えたい」と話していた。
東広島こい地鶏の「こい」には、うま味が「濃い」、「恋」しくなる味、東広島に食べに「来い」、広島を代表するカープの「鯉」-の4つの意味が込められている。(𦚰)