東広島市は8月2日、保育に興味のある市内在住の中・高・大学生を対象に、市内の私立保育所・認定こども園を巡る保育施設見学バスツアーを実施。18人が参加した。
東広島市では、コロナ禍前にも同様の保育施設見学バスツアーを実施していたが、中・高・大学生を対象にした開催は初めて。保育士の需要が高まる中、若い世代から保育に興味を持ってもらおうと保育施設見学バスツアーを企画した。
西条みづき認定こども園では、園児たちと一緒に工作や保育園での遊びを体験。園児と一緒に、うちわやちぎり絵を作成したり、魚つり遊びや椅子取りゲームをしたりして、笑顔で触れ合っていた。
ツアーに参加した高校2年の横田真優さんは「普段できない経験ができて良かった。子どもたちと楽しく過ごせた。将来は子どもに携わる職に就きたい」と夢を語った。
西条みづき認定こども園の園児たちは、「また遊びにきてほしい」と話し、別れを惜しんでいた。(加藤)