東広島市黒瀬町楢原の楢原公民館で1月30日、楢原サロン会(西山瑞恵代表)の10周年を祝う会があった。地域のお年寄りや黒瀬商工会女性部のメンバーら22人が参加し、地域の拠点サロンの節目を祝った。
会には、同町出身でシンガー・ソングライターの神南昌一さんも訪れ、商工会女性部のメンバーと作成したオリジナルのご当地ソング「くろせのうた」を披露。参加者は歌やフラ、フォークダンスなどを楽しんだ。
同サロン会は2008年に西山代表らが発起人となり、一人暮らしのお年寄りや体の不自由な人が気軽に集まれる拠点づくりを目指して開設。現在は60歳代から90歳代までの約13人が登録している。月に2回、公民館などに集い、年に数回、県内や近隣県への日帰りバス旅行を楽しんでいるという。
西山代表は「楢原地区以外からの参加も多く、人が集ってくれることに感謝している。これからも元気に参加してほしい」と話していた。
(茨木)