節分を前に2月2日、東広島市西条西本町の東広島YMCA総合幼児園で、園児40人が豆まきをした。
園児らはこの日のために、手作りの鬼のお面や豆に見立てた紙のボールを用意。気合十分だったが、鬼に扮した、YMCAの活動を支援するボランティア団体ワイズメンズクラブのメンバーが「悪い子はおらんか」と各部屋に登場すると、驚いて泣きだす子や、逃げ回る子もいた。
園児は「友達と仲良くします」や「ご飯を残さず食べます」「パンツにおしっこをしません」など、鬼と指切りをして約束。最後は、「鬼は外」と叫びながら手作りの豆を元気にまいて、鬼を部屋から追い出していた。
住田瑛蒔君(5)は「怖かった。妹と仲良くすることと、うそをつかないことを約束した」と泣きながら話していた。
(茨木)