広島大学大学院国際協力研究科の留学生6人が1月26日、授業の一環で東広島市の生涯学習政策や活動について学ぶために、同市志和町志和西の市志和生涯学習センターを訪れた。
留学生は、東南アジアやアフリカ出身で、母国では、5人が教員などの教育関係の職業に就いている。市教委生涯学習課の峯田正史社会教育指導員が、東広島市の生涯学習の取り組みなどを説明。奥村早苗センター長は、センターの活動について写真を見せながら紹介した。このあと、留学生は、センターで行われているパソコン教室やシルバーダンス教室などを、メモを取りながら見学。見学後、留学生は「運営の財源はどうなっているか」「年配の方のコースが多いが、課題は何か」などと熱心に質問していた。
カンボジア出身の留学生、ソット・ミアさん(24)は「年配の人が生き生きと活動し、楽しんでいたのを見て、自国でも年配の人が充実した生活を送れるようなプログラムを実施できたら」と感想を述べていた。
(石田)