東広島市消防局は2月17日、建物火災から住民を救助した4人に感謝状を贈呈した。
西森弘さん(71)と妻の代利子さん(68)、長女の入江ひとみさん(44)、串山護さん(75)の4人が古川晃消防局長から感謝状を受け取った。
火事は1月19日17時5分ごろ、同市八本松町原の住宅で発生し、木造2階建ての延べ面積213平方㍍を全焼した。
西森さん夫妻は、犬の散歩中に建物から煙が上がっているのを発見。同じく煙に気が付いて、自宅の室内から屋外へ出てきていた串山さんとともに、3人で現場へ急行した。代利子さんから連絡を受けた入江さんは、119番通報した後で現場へ向かった。
通り掛かりの男性と5人で連携し、玄関扉を蹴破って建物内に進入したところで住人2人を発見、家の外へ連れ出して安全な場所へ避難させた。
救出に協力した男性は消防隊到着後現場を離れており、人物の特定ができていない。
(村岡)