福祉専門旅行代理店の昭和観光社(本社・東広島市黒瀬町)が4月1日、西条栄町の東広島芸術文化ホールくららで外出支援座学研修会を開いた。要介護の家族と旅行を楽しみたい人や、スキルを磨きたい介護福祉関係者たち9人が参加。平森良典代表が、外出時に起きる困り事やその対処法を、事例を挙げて紹介。宿泊施設や観光地のバリアフリー・バリア情報を事前に収集する方法や、外出を実践するためのポイントなどをアドバイスした。
研修会は、高齢者・障害者向けのツアーや外出・旅行支援などを手掛ける同社のノウハウを一般に広く役立ててもらおうと、社会貢献の一環として年に数回開催している。次回は4月29日に、くららで。定員は先着18人。申し込み、締め切りは4月25日。詳しくは、同社心の翼・外出支援0823(69)4439。
(茨木)