60歳以上の学びの場となる「東広島熟年大学」の入学式が5月13日、東広島市西条町土与丸の東広島市総合福祉センターで行われた。
式には、新入生など326人が出席。山内吉治学長が「熟年大学は39年目を迎えた。学んだことを地域福祉に役立ててほしい」とあいさつ。この後、熟年大学の生徒会に当たる組織「友の会」の生武大始会長が「有意義で楽しい3年間になることを祈っています」と歓迎の言葉を述べた。
「絵手紙」を受講する同市高屋町小谷の向谷順子さん(69)は「絵をうまく描けなかったので苦手な絵に挑戦したい」と意欲を見せていた。「はじめての英会話」を受講する同市高屋高美が丘の森岡義典さん(64)は「仕事で使っていた英語を忘れないようにしたい。海外旅行に役立てれば」と話していた。
今年の新規入学者は260人。22講座があり、それぞれ3年間学ぶ。
(三宅)