東広島市は5月22日、市立原小(八本松町原)のスクールバンドに金管楽器を寄付した原自治協議会(八本松町原)に感謝状を贈呈した。寄付したのは、スーザフォンやアルトホルンなどの金管楽器約130万円相当。贈呈式では全校児童が見守る中、津森毅教育長から原自治協議会の串山國男会長に感謝状が手渡され、6年生33人のスクールバンドが演奏を披露した。
原小スクールバンドは昭和44年にトランペット鼓隊としてスタートし、今年が50周年の節目の年。代々6年生全員で組織し、地域の夏祭りや福祉施設で演奏するなど地域に密着した活動を続けてきた。近年は楽器の傷みも激しく、ガムテープで補修しながら演奏することもあった。
串山会長は「楽器を受け取った際に、子どもたちが非常に喜んでくれた光景が目に焼き付いている。今後も積極的に協力していきたい」とあいさつ。6年生代表の塩谷心紬さんと福島深祥さんは「これからも地域や保護者の皆さまに感謝の気持ちを伝える演奏をしていきたい」と話した。
50周年を迎える今年は、12月に記念コンサートを予定している。
(茨木)