竹原市と近郊の中高年でつくる「あしたば会」は5月25日、竹原市本町の「道の駅たけはら」で、会のメンバーを対象にした英語の授業を行った。
講師は、「あしたば会」会長の児玉忠則さん(75)。児玉さんは、アメリカ、イギリス、香港で7年間仕事をした経験がある。児玉さんは、海外での体験談を話しながら、「英語は脳の活性化につながる」などと、参加したメンバー13人に呼び掛けた。参加者は、児玉さんのジェスチャーを見て、英語で何を表現しているか答えていた。
同会は設立12年目。メンバーは約25人。「道の駅たけはら」で、毎月第3金曜日の13時半〜15時半に集う。メンバーがそれぞれの特技や、趣味、研究を生かして講師を務め知識や情報を共有。授業の後は、自由におしゃべりを楽しんでいる。
地元の人との触れ合いを求め、夫婦で設立当初から参加している堀川清美さん(76)は「人との付き合いが広がっていく。貴重な時間」と話していた。児玉会長は「深く広く活動していきたい。他の市の方との交流の場も作っていきたい」とほほ笑んでいた。
(石田)