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演奏とメッセージで伝える 河内中で音楽人権教室

  • 2021/01/14

生徒の前で美しい音色を響かせる「大瀬戸千嶋」

 

広島法務局東広島支局と東広島竹原人権擁護委員協議会は5月29日、東広島市立河内中で、音楽人権教室を行った。

 

講師は、国内外で活動するインストゥルメンタルユニット「大瀬戸千嶋」。サックス奏者の大瀬戸嵩さんと、エレクトーン奏者の千嶋里志さんは共に広島音楽高校出身。2人は、広島テレビ「テレビ派」のテーマ曲など計7曲を演奏。約80人の全校生徒を前に、美しい音色を響かせた。生徒たちは、手拍子をするなどして、演奏を楽しんでいた。大瀬戸さんは、演奏の合間に、自身の経験から得たメッセージとして「友達を大切に!優しくしてください」などと呼び掛けた。

 

吹奏楽部部長の3年、原向日葵さんは、部活でサックスを担当、エレクトーンも習っていた。「サックスとエレクトーンのかけ離れた音が合わさったときに、素晴らしい音楽が作り出されることに驚いた。音楽の可能性は無限大。皆で一緒にいる今を、しっかり大切にしたい」と笑顔を見せた。東広島竹原人権擁護委員協議会の沖忠行さんは「音楽を聴いて、仲間と共に頑張ろうという心を養ってもらえたら」と話していた。

(石田)

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