国交省は、内閣府と連携し、都市のコンパクト化などにハード・ソフト両面から取り組む地方都市を支援する地方再生のモデル都市に竹原市を選定し、3年間で5億円を交付する。
「歴史的資源と魅力ある都市機能が調和した『人が集まる』まちづくり」を基本コンセプトに事業計画を策定。JR竹原駅周辺や市公共施設ゾーンなど中心市街地に、にぎわいや居住環境を整備。
基幹事業として取り組むのは、(仮称)まちおこしセンターと、認定こども園の整備。
まちおこしセンターは、市福祉会館のある場所に建設、商議所の移転先ともなる。
認定こども園は、竹原簡易裁判所の隣接地に、市立1幼稚園と3保育所を統合して整備。街なかに子育て世代を呼び込む居住環境を創出する。
まちおこしセンターは、今年度に福祉会館の解体を終え、新年度にセンターの建築工事に着手。認定こども園は20年春の開園を目指す。
この他、民間と連携し、歴史的建造物を宿泊施設・飲食店にリノベーションする事業や、観光プロモーション事業などにも取り組み、市外からの観光客誘致を促進する。
(日川)