西條商事(本社・東広島市西条土与丸)は6月7日、運営する県内のショージ15店舗と業務用食品スーパー2店舗で、紙レシートの代わりにスマートフォン(スマホ)で購入履歴が管理できる「電子レシート」のサービスを開始した。県内のスーパーマーケットでは初の取り組み。東芝テックが開発したアプリを使い、買い物客の利便性を高めるとともに、紙レシートの発行経費を削減する。
アプリをダウンロードした志和町の主婦(43)は「子どもが小さいのでレジの所要時間が減るのはうれしい」とにっこり。同社の蔵田亮常務取締役は「将来的には、購入履歴に合わせた割引クーポンや、アプリ上から応募可能なキャンペーンの提供など販促サービスも展開していきたい」と話していた。
(茨木)