4/20

(SAT)

「今をいける」テーマ 池坊巡回講座に250人

  • 2021/01/13

 

華道家元池坊東広島橘支部は6月17日、東広島芸術文化ホールくららで「池坊巡回講座—Ikenobo2018—」を開いた。

 

250人が参加。今年のテーマは「今をいける」。池坊中央研修学院の古川浩孝講師が、今年の池坊の指針を説明。古川講師は「長い伝統とは、それぞれの時代の『今』が積み重なったもの。積み重ねた歴史の上に、今を生きるわれわれの感覚が反映されてこそ伝統の価値がある」などと話した。

 

講義の後は、古川講師が花を生けて手法を披露=写真。ワイングラスを5つ連ねて深紅のバラを1輪ずつ生けた作品や、三日月型の花器を2つ使って織り姫とひこ星をイメージした作品を仕上げた。

 

志和から家族で参加した高橋果菜さん(14)は「保育園の時から今まで自由花で生けてきました。間近で見られて勉強になりました」と笑顔で話していた。

(奈須)

関連する人気記事

新着記事