JICA海外ボランティアの青年海外協力隊として、モンゴルに派遣される山田英恵さん(28)が6月18日、高垣広徳市長を表敬訪問した。
山田さんは、広島市出身で東広島市立御薗宇小学校の教諭。派遣期間は7月18日からの約1年8カ月間。派遣先は、モンゴルのダルハン・オール県の小学校で、算数と図工を教える。
大学生の頃に約10カ国を訪れ、子どもたちが物乞いをする状況などを目の当たりにし、自分にできることを、と青年海外協力隊を希望した。
高垣市長は「多文化と共生する時代の中で、異文化に触れるのは重要。日本文化なども伝えてほしい」と激励した。6年越しの夢がかなった、と喜ぶ山田さんは「スカイプなどを使い、モンゴルの様子を日本の子どもたちに伝えたい。互いの文化を伝え、お互いの違いを受け入れてもらえたら」と意気込みを見せていた。
青年海外協力隊として、県内では7人が6月下旬から派遣されている。
(石田)