東広島市は6月27日、平成29年度に企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)で寄付をした栗本ホールディングス(本社・広島市西区)とメルボ紳士服工業(本社・大阪府枚方市)に感謝状を贈呈した。
贈呈式では、高垣広徳市長が栗本ホールディングスの小島隆司社長とメルボ紳士服工業の清水貞博社長にそれぞれ感謝状を手渡した。
納税額は栗本ホールディングスが500万円、メルボ紳士服工業が100万円。高垣市長は「ふるさと里山再生プロジェクトの一助として、有効に活用したい」と感謝した。
小島社長は「東広島の発展につながっていけば」、東広島市高屋町に工場があるメルボ紳士服工業の清水社長は「地元へのご恩返し。定期的に還元できたら」と話していた。
市が平成28年度から取り組んでいる「ふるさと里山再生プロジェクト」は、木質バイオマス資源を有効活用しながら里山の再生を目指す。
(石田)