広島県の中央部に位置する東広島市豊栄町で、8月4日、第22回どまんなか豊栄ヘソまつりが開かれ、約5000人の人出でにぎわった。会場は豊栄ふれあいグラウンド。
恒例のヘソ踊りには、おなかに顔を描き、思い思いの衣装に身を包んだ3組のチームが出場。音楽に合わせて腹をくねらせ、歌やオリジナルの創作ダンスを披露、会場を沸かせた。
優勝したのは、豊栄町と福富町で地域おこし協力隊として活動する山田芳雅さん（25）ら2人の「チーム熱帯夜」＝写真。山田さんは、西日本豪雨災害の影響で同まつりの開催が危ぶまれる中「地域を盛り上げたい」と出場を決めた。
同まつり運営委員会の堀内豊昭委員長は「例年通り開催するべきかどうかいろいろと迷った。復興半ばだが、楽しい１日を過ごし少しでも早く元気を取り戻してもらえたら」と話していた。
（茨木）
