(一社)広島県日本調理技能士会は8月21日、呉市安浦町の安浦まちづくりセンターで炊き出しを行った。東広島市や呉市などで働く料理人27人が参加。西日本豪雨災害により避難中の25人に和食を振る舞った。昼食は牛丼・そうめん汁、夕食はたい飯・あら炊き・赤だしを作った。
同会の川村満会長は「一日でも早い復興を願っている。食を通して笑顔になってほしいと思い、調理した」と振り返った。同センターの職員は、「おいしい料理は元気が出る。避難も長期になり疲れもたまっているところなので、本当に喜ばれた」と様子を話した。
(奈須)