平成5年から東広島市と友好都市提携している中国四川省徳陽市の教育訪問団が9月18~20日までの日程で東広島市を訪れた。
一行は徳陽市の小・中学生8人と教育関係者たち。教育文化交流を通して両市の友好と親善を深めようと平成8年から相互派遣を行っている。徳陽市の訪問団が東広島市を訪れるのは9回目。20日には、盧山路小6年のワン・ジン・ヤさんと第一小5年のシ・チョン・ジュン君、盧山路小のチン・シャン・ハイ校長が市立三ツ城小学校(西条中央)を訪れ児童らとの交流を楽しんだ。
交流会では三ツ城小の6年生146人が鼓笛演奏を披露し、訪問団を歓迎。折り紙、そろばんなどの日本文化を実演しながら紹介した。
ワンさんは「鼓笛とそろばんが印象に残った。皆さんの情熱が素晴らしかった」、シ君は「折り紙とけん玉が楽しかった。中国に帰ってみんなに教えてあげたい」と目を細めていた。
訪問団は東広島市内に滞在中、高垣広徳市長らを表敬訪問し、市内の家庭にホームステイ。22日に帰国した。
(茨木)