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(SUN)

「日本酒が身近な存在に」 宮地、中村が舞台あいさつ【映画「恋のしずく」】

  • 2020/10/28

舞台挨拶に登壇した宮地真緒と中村優一


 東広島・西条を舞台にした映画「恋のしずく」が、現在全国の映画館で公開中。同作の舞台あいさつ付き上映が10月28日、T・ジョイ東広島で行われ、出演した宮地真緒、中村優一が登壇した。久しぶりに東広島を訪れた2人は、会場に集まった259人の地元ファンに「帰ってくることができてうれしい」と感謝。

 日本酒をテーマにした同作。宮地は「もともとお酒は好きで日本酒も飲んでいたが、詳しくは知らなかった。撮影中は西条のお店で日本酒を飲み、身近な存在になった」と話した。中村は「これまで日本酒はほとんど飲んだことがなかったが、撮影前日にスタッフやキャストと一緒に日本酒を飲んだ。そのおかげで皆との距離が縮まり日本酒も好きになった。今日は西条の酒蔵を回り、日本酒を買った」と話し、共演者との仲の良さもうかがわせた。

 同作で共演した乃神酒造の跡取りで莞爾役の小野塚勇人について、中村は「日本酒の飲み比べをするシーンでは、実は芝居の中でいたずらされた」と明かした。また今作が遺作となった大杉漣について宮地は、「私のデビュー作からお世話になった。私も蓮さんのような役者になりたい」と思いを語った。

あいさつの後、特別に2人との記念撮影も行われ会場は大いに盛り上がった。



 最後に2人から、「撮影の間はボランティアの炊き出しやエキストラへの参加などたくさんの人が協力してくれた。東広島の人たちの温かさを感じた。ぜひ多くの人に映画を見てほしい」とアピールした。

劇中でつくられた日本酒の鯉幟、命なりけり、安芸乃露について、「僕は全部飲みました」と笑顔の中村に対し、宮地は「ごめんね、私まだ安芸乃露だけ飲んでない。乃神派だから」と話し、会場は笑顔に包まれた。
※命なりけりは乃神酒造、安芸乃露は有重酒造がつくった日本酒

 

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