東広島市は、日本型食生活をテーマにした「食育広場」をひろしま食育の日の10月19日、東広島市役所で開いた。乳幼児の母親や高齢者など、70人が参加。管理栄養士3人と保健師2人が対応した。
参加者は、用意された主食、主菜、副菜の写真を並べて1食分の食事を考えたり、1日に摂取したい野菜の量について、生野菜をはかりにのせて量ったりしながら食生活について学んだ。他に、骨折リスクの測定などもあった。
乳児と参加した西条町の30代の女性は「生野菜を量ってみて、1日分の家族4人の野菜の量の多さに衝撃を受けた。足りていないので、野菜をメニューにもっと取り入れたい」、乳児と参加した西条上市町の大山彩乃さんは「カルシウムを摂取するための食品のバリエーションが広がった」と喜んでいた。
食育広場は、毎年6月と10月に行われている。
(石田)