4/25

(THU)

小学生が車いすバスケを体験 パラスポーツ通して人権学ぶ 河内西小の25人

  • 2020/10/28

車いすに乗り込み、選手の指導で試合を楽しむ児童


 子どもたちに、障害者スポーツ選手との交流を通して、パラスポーツや人権への理解を深めてもらおうと、東広島市河内町河戸の市立河内西小で10月30日、「障害者スポーツ人権教室」が開かれた。全児童25人が車いすバスケットボールを体験した。

 県障害者スポーツ協会に所属する車いすバスケットボールチーム「広島Rise」と「広島Greeen」の選手3人が、子どもたちに競技のルールや車いすの扱い方を説明した。その後、児童は5チームに分かれ、選手に助けられながら試合を楽しんだ。選手たちは、子どもたちに「パラスポーツは健常者でも楽しめるスポーツ。大人になったらみんなもやってみて」と語り掛けた。5年の石川円さんは「チームメートがボールを回してくれてうれしかった。言葉を優しくして、周りの人を大切にしたいと感じた」と話していた。

 同教室は広島法務局東広島支局、東広島竹原人権擁護委員協議会などの共催。11月10日に市立中央中学校で開かれ、12月13日には市立吉川小学校でも開く。

(茨木)

関連する人気記事

新着記事