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【東広島市】高齢者参加し交通安全教室 安全運転サポート車体験

  • 2020/10/28


教室の最後に行われた健康体操の体験




 高齢者の交通事故を防ごう、と東広島市は10月29日、賀茂自動車学校(東広島市西条中央)で、参加・体験型の交通安全教室を行った。東広島市内に住む65歳以上の高齢者、12人が参加した。

 東広島署などが協力。参加者は、同学校の指導員が同乗する教習車に乗り、同学校内のコースを運転。指導員から、「一時停止場所は確実に停止すること、見通しの悪い交差点は、早めに停止し、徐々に発進を」などと指摘を受けていた。この後、安全運転サポート車を体験。参加者は、サポート車に同乗して、前方車や歩行者にぶつかりそうになった時にブレーキを自動制御する機能や、誤発進・急加速を抑制する機能を体感した。

 西条町三永の山内悦子さん(71)は「実際にアクセルとブレーキを踏み間違えて慌てたことがあったので、サポート車のような機能ができてありがたい」と話していた。東広島署の三信悦男交通課長は「運転するときには、1秒でも早く歩行者を見つけてほしいので、上向きライトを上手に使ってほしい」などと呼び掛けた。

 同交通安全教室は、賀茂自動車学校の他、東広島自動車学校、道祖園自動車学校でも開かれている。
(石田)

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