経産省は、今年相次いで被害に見舞われた中国・四国地方に対する復興支援活動として、同地区の魅力を発信する消費拡大事業「HASHIWATASHIプロジェクト」を始動した。その一環として、10月27日、ミス・インターナショナル世界大会出場者の香港・アメリカ・フィリピン各国代表３人が広島県を訪問した。
３人は「福寿会館」（福山市丸之内）を訪問し、福山琴を体験。講師の神囿歌世子さんから指導を受けて「さくら」を演奏した。その後、広島市に移動し、お好み焼き体験スタジオ「OKOSTA」（広島市南区松原町）で広島風お好み焼きの調理を体験。３人はそれぞれ好みの具を選び、へらを手に大きな歓声を上げて生地をひっくり返していた。宮島や厳島神社を訪れた後「おりづるタワー」（広島市中区大手町）を訪問した。
同プロジェクトは、広島県を含む対象１３府県の歴史や文化、観光スポットなどの魅力を、ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、WEBサイトなどSNSで国内外に発信していくことで風評被害の払拭を目指すという。
（村岡）
