バレーボールで五輪に3大会連続出場するなど、日本のエースアタッカーとして活躍した大林素子さんが11月27日、東広島市西条西本町の賀茂高を訪れ、講演と実技指導を行った。
講演では、全生徒710人を前に、夢を持つことの大切さを紹介。大林さんは「努力を先送りするのではなく、楽を先送りすること、思い続けて頑張ることが大切」などと生徒に助言。「人生何があるか分からない。無理と思った瞬間に、夢はかなわなくなる」などと語り掛けた。
実技指導は、大林さんが同校バレー部の男女24人に、トスやスパイクなどのこつを教えた。指導を受けたバレー部2年川崎春輝君は「自分の経験を踏まえての指導なので説得力があった」と話していた。
(石田)