東広島署は12月5日、電子マネーカードを悪用した特殊詐欺を未然に防止したとして、セブンイレブン東広島造賀店と東広島西条寺家駅前店にそれぞれ感謝状を贈った。
同署であった贈呈式には、造賀店の坪島聡美マネージャー(56)と西条寺家駅前店の大谷政人店長(23)、パートの広渡沙友里さん(30)が出席し、上新宏一署長から感謝状を受け取った。
造賀店では8月28日、20代の男性が、電子マネーの一種「WebMoney」を2回に分けて24万円分購入しようとしたことを不審に思い、坪島さんが声を掛けた。男性は「LINEで姉から頼まれた」「姉は電話には出られない」と話したため、詐欺を疑い警察に通報した。
西条寺家駅前店では11月10日、広渡さんが接客した70代の男性が、「楽天で未払いがあるとメールが来た」と電子マネーの「nanacoギフトカード」を30万円分購入しようとしたため、大谷店長に相談。かかってきた男性の携帯電話に大谷店長が対応したところ、男性の話と食い違う点があったため詐欺に気付き、警察に通報した。(茨木)