ブラジル・マリリア市のダニエル・アロンソ市長やブラジル連邦政府のウォルター・シンジ・イホシ議員、マリリアニッケイ文化体育会のケンイチ・ミズノ会長の3人が、11月16日、東広島市役所に高垣広徳市長を表敬訪問した。
一行を出迎えた高垣市長は、西日本豪雨災害の際に、アランソ市長から届いた手紙への感謝を述べ、「今年は日本人がブラジルへ移住して110年。記念の年にマリリア市長を迎えられたのをうれしく思う」と笑顔であいさつ。アランソ市長は「スポーツや文化、教育面で成長を遂げたのは東広島市との交流のおかげ」と話した。
マリリア市はブラジルの南部サンパウロ州に属し、コーヒーやピーナツなどの栽培が盛んな都市。東広島市とマリリア市は1980年に親善都市提携を交わしている。アロンソ市長は2017年1月に市長に就任し、今回が初めての東広島市訪問となった。一行は11月14日から2泊3日の日程で広島市と東広島市を訪問。東広島市では広島大学や武田高等学校などを視察した。
(山名)