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【スペシャル対談】食材やシーン選んでわくわく! 女子的♥日本酒の楽しみ方

2019.09.19

 東広島といえば日本酒。日本酒は味わっておいしいだけでなく、美肌効果やリラックス効果が得られることから、女性にうれしい飲み物といえます。今田酒造本店代表取締役で杜氏の今田美穂さん、酒類総合研究所品質・評価研究部門副部門長の藤田晃子さんに、日本酒の楽しみ方について伺いました。
(聞き手 FM東広島パーソナリティー・間瀬忍)


🍶今回対談したのはコチラの方々


🍶今田美穂さん
 東広島市安芸津町三津の今田酒造本店で、日本酒「富久長」を造る。酒造りだけでなく、ラベルのデザインや営業も行っている。


🍶藤田晃子さん
 長年、日本酒とワインを中心に酒に関する研究や分析に携わっている。近年では、酒のコンクールなどの審査員や官能評価(きき酒)セミナーなどの講師も務める。

 

対談をした藤田さん(左)と今田さん。「おちょこで冷や(常温)も良いですが、私は冷蔵庫で冷やした冷酒をグラスで飲むのがお気に入り」(今田さん)「器で香りも変わってきます。器選びも楽しみの一つですね」(藤田さん)



 ―日本酒ブームがきている、という声も聞きますが。


 今田 ブームというより、この10年くらい女性が日本酒をよく飲むようになったと感じています。

 藤田 日本酒のイベントに行くと女性を多く見かけますし、日本酒を取材している女性のライターやジャーナリストも結構います。昔に比べて日本酒を楽しむ女性が増えてきた、という印象はありますね。

 ―男性と女性で日本酒の楽しみ方は違いますか。

 今田 お酒について質問される時、男性からは割と日本酒のスペック、酸度や精米歩合などについて聞かれることが多いですね。女性からは「何に合うか」など感覚的な質問が多い。ただ飲むだけでなく、合わせる料理やシチュエーションを選ぶのを楽しんでいる感じ。

※写真はイメージ


 ―藤田さんはアルコールと食べ物の相性を研究しています。日本酒に合う食べ物は何ですか。

 藤田 一般的に古くから日本で飲まれてきた日本酒は、当然和食と合います。和食はだしを使って調理しますので、海のものと合うっていうのが日本酒の特徴と思っています。

 ―魚には日本酒がとっても合うんですね。

 藤田 はい。以前、「清酒とワインと食べ物の組み合わせによるおいしさの違い」について研究し、その結果、清酒の方が魚料理との相性が良い、と裏付けることができました。「魚には白ワイン」といわれていますが、ワインには一般に亜硫酸という酸化防止剤が含まれていて、それが魚の生臭さを強くさせることがあります。また、日本酒とチーズの相性も良いことが裏付けられています。

 今田 海外への輸出が増えているのですが、アメリカで販売してくれる人たちに説明するとき、その研究結果が役立っています。海外のソムリエたちと話をするとき、チーズも日本酒に合うよねって言っていて。

 ―実際のところ、ワインと日本酒、どちらがチーズに合うと思いますか。

 藤田 ワインと日本酒では、決定的に違うのが酸なんです。ワインには酸がたくさん含まれていて、それがチーズの味をすっきりと洗い流してくれる。一方、日本酒は、チーズそのもののうま味が口に残って味わいをしっかりと感じられます。

 今田 日本酒とワイン、同じお酒でも、特徴があって面白いですね。

※写真はイメージ


 ―他の食べ物も、合う、合わないがありますか。

 藤田 油っこいフライには、ビールが合いますよね。でも、今田酒造の「海風土(シーフード)」というお酒は酸が強めで、口の中をすっきりさせるので合うかもしません。

 今田 そうですね。カキに合うように造ったお酒で、単体ではなく料理とのペアリングを楽しんでもらいたいと思っています。

 ―特徴を知ると、日本酒選びが楽しくなってきますね。日本酒の初心者はどの辺からアプローチしていけばいいでしょうか。

 藤田 アルコールの低いもの、スパークリングタイプが飲みやすいかと。最近はおしゃれな少量の瓶の商品もあるので、そこを入り口してみてはいかがでしょうか。私は吟醸酒、大吟醸の香りの良さが入り口でした。こんなにフルーティーな香りの日本酒があるんだと驚いて…。

 今田 いろいろな人から話を聞いていると、「このお酒を飲んで変わった」という決め手の一本があるという人が多いですね。一緒に飲む人、飲む店などで、お酒のイメージや味が変わってくると思っています。初めて飲んで決め手の一本に出合えるかもしれないし、なかなか出合えないかもしれない。興味、チャンスがあれば、その都度、トライしてみていただきたいですね。


🍶日本酒でリラックス?

 アルコールそのものにリラックス効果があり、日本酒の香りがその効果を増幅。特に吟醸酒には果実のような特有の香りがあり、癒やし効果がますます高まります。好みの香りの日本酒を探してみましょう。


🍶適量飲酒って?
 個人差はありますが、1日当たりの純アルコール換算では男性が20㌘前後(ビール中瓶1本)、女性が10㌘前後とされています。この2倍のアルコール量の摂取が「多量飲酒」に当たり、生活習慣病などのリスクが上昇します。


🍶時には カクテル
 日本酒そのものの味を楽しみながら、時にはカクテルにして味わうのもいい。東広島市西条岡町の「BAR enishi」の中山佳子店長に、店でも出している日本酒カクテルの作り方を、家庭でも作りやすいようにアレンジして教えていただきました。挑戦してみては。
※写真の材料のメーカー、銘柄は一例です

👇詳細はコチラ

 

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