高垣広徳東広島市長は昨年12月25日、西日本豪雨災害の被災農地を中心に、東広島市内4カ所を回り、地域住民との意見交換を行った。
八本松東2丁目では、坂瀬川水利組合の佐々木哲郎代表理事が、豪雨で農業用水路の堰(せき)が壊れたことにより、ポンプを使い手動で農地に水を供給していた状況を、写真など交えて市長へ伝えた。
市長は「県と連携を取りながら、早期に復旧できるよう進めたい」と話し、佐々木代表は「市長と直接話せたことで少し安心した。災害の復旧に優先順位があるのは理解しているが、稲は待ってくれない。1日も早く復旧してほしいのが本音」と話していた。
(小松)