昨年11月に建物が完成した新東広島市立美術館(同市西条栄町)の開館日と、開館を記念した特別企画展の概要が決まった。
開館日は今年の11月3日(文化の日)で、旧美術館の所蔵する「コレクション展」(仮称)と、「生誕160年記念 グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」を特別企画展として開く。
コレクション展では、旧美術館が40年間にわたって収集してきた、収蔵作品の約1割にあたる60~80点を展示。会期は11月3日~12月27日で、棟方志功や池田満寿夫たちの、日本近現代の版画作品を中心に掲げ、市民の財産にスポットをあてる。
グランマ・モーゼス展は、2021年2月16日~4月6日まで開催。70代を迎えてから絵を描き始め80歳で画家デビューし、アメリカの国民的画家となったモーゼスの生誕160年を記念、約100点の油彩作品を展示する。
(日川)