企業などから寄付された今年のカレンダーを1部100円で販売するチャリティーカレンダー展がこのほど、東広島市西条町御薗宇のフジグラン東広島で開かれた。広島ケナフの会が主催。今年で24回目。
同市志和町から来場した夫婦は「毎年楽しみにしている。今年は水墨画のカレンダーを目当てに来た」と品定めをしていた。
広島ケナフの会・住田徳也さん(58)は「カレンダーを楽しく選んでもらって、それが慈善活動につながるという良い循環になっている。昨年より来場者も多く良かった」と話した。余ったカレンダーは、全国の被災地と県内の福祉施設など必要とする場所に送られる。同展の収益金は、あしなが育英会へ40万円、ヤマト福祉財団へ15万円それぞれ寄付された。
来年からは会場を変更し、エディオン東広島本店で行う予定だという。
(堀江)