東広島商工会議所会頭をはじめ、多くの役職を歴任した岡田章さん(73)の告別式が2月6日、西条町西条東の東広島さいきフォレストホールで行われた。1500人(通夜含む)を超える人が弔問に訪れ、別れを惜しんだ。
弔辞は、高垣広徳市長と幼なじみの前垣寿男さん。高垣市長は「岡田さんの強い要請で市長を目指すことになった」といういきさつや、人柄、まちへの情熱を、エピソードとして語った。前垣さんが、10年以上も前から「葬儀の時は弔辞を」と本人から頼まれていたことや、幼なじみ・友人としての思い出を語ると、会場からはすすり泣く声が聞こえた。
喪主で長男の章義さんは、「かけがえのない父親だった」と、参列者にお礼を述べた。
(吉田実篤)