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高齢者の社会参加促進が評価【東広島熟年大学】

  • 2020/08/24

東広島熟年大学評価

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東広島市社会福祉協議会が主催する「東広島熟年大学」が、広島県教育賞を受賞した。津森毅教育長、東広島熟年大学の山内𠮷治学長(元東広島市教育長)、東広島市社協の高橋幸夫会長、石原さやか常務理事らが2月5日、東広島市役所を訪問し、高垣広徳市長に受賞の喜びを報告した。
 東広島熟年大学は、高齢者の生涯学習の場として、生きがいや社会参加への意識の向上を目的に、1980年に「東広島市老人大学」として8講座、102人の受講生でスタート。現在、受講生は約600人(60歳以上で市内在住)で、22の講座を開講。在学中のボランティア活動や施設訪問などの経験は、地域で活躍する人材育成につながっている。40年継続して、高齢者の社会参加の促進や学習意欲の向上、地域活動者の育成に取り組んできたことが評価された。
「東広島熟年大学は、福祉教育と生涯教育を一緒に学ぶことができる。主催が社会福祉協議会なので全国的に珍しい」と高橋会長。山内学長は「先輩方が40年間、積み上げてきた成果が認められ、感謝の気持ちでいっぱい。高齢者の生きがいなどが強く求められる時代がくるので、モデルを示すことができるように頑張っていきたい」と力を込めた。
(石田)

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