東広島市西条栄町に11月3日開館予定の新東広島市立美術館がこのほど、報道関係者を対象とした施設内覧会を実施した。同館の基本コンセプトは「暮らしとともにあるArt、生きる喜びに出会う美術館」。
外観は東広島芸術文化ホールくららと統一感のあるデザインで、館内は吹き抜けや窓にこだわり、明るく開放感がある。窓ごとにいろいろな色を作れる照明を配置してあり、さまざまな配色のライトアップが可能なので、夜は昼間とはまた別の印象になる。
同館の松田弘館長は「美術とは高尚で難しいものだと思われがちだが、本来、生活の中から見いだせるもので、生きる喜びを感じられるもの、ということを感じてもらえる美術館でありたい。皆さんにぜひ足を運んでもらいたい」と話していた。(小松)