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知って対策! 新型コロナウイルス感染症対策について

  • 2020/08/24

肺炎を引き起こす新型コロナウイルス。感染は全国で拡大しており、3月7日には広島県が、県内で初めて感染者が確認されたと発表。厚労省は以下の資料をホームページで公開して注意喚起している。それぞれの立場でできる対策を実践したい。

■ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合
 家庭内でご注意いただきたいこと~8つのポイント~

(1)部屋を分けましょう
 ◆個室にしましょう。また、食事や寝るときも別室としてください
  ・子どもがいる方や部屋数が少ない、部屋を分けられない場合には、少なくとも2m以上の距離を保ったり、仕切りやカーテンなどを設置することをお薦めします
       ・寝るときは頭の位置を互い違いになるようにしましょう

 ◆ご本人は極力部屋から出ないようにしましょう
  ・トイレ、バスルームなど共有スペースの利用は最小限にしましょう

 

(2) 感染者のお世話はできるだけ限られた方で
 ◆心臓、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下した方、妊婦の方などが感染者のお世話をするのは避けてください

 

(3) マスクをつけましょう
 ◆使用したマスクは他の部屋に持ち出さないでください
 ◆マスクの表面には触れないようにしてください
  ・マスクを外す際には、ゴムやひもをつまんで外しましょう。
 ◆マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗いましょう
  (アルコール手指消毒剤でも可)
   ※マスクが汚れたときは、すぐに新しい清潔な乾燥マスクと交換
   ※マスクがないときなどに咳やくしゃみをする際は、ティッシュ等で口と鼻を覆う

 

(4) こまめに手を洗いましょう
 ◆こまめに石鹸で手を洗いましょう、アルコール消毒をしましょう
  ・洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしてください

 

(5) 換気をしましょう
 ◆定期的に換気してください
  ・共有スペースや他の部屋も窓を開け放しにするなど換気しましょう

 

(6) 手で触れる共有部分を消毒しましょう
 ◆共用部分(ドアの取っ手、ノブ、ベッド柵など)は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう
  ・物に付着したウイルスはしばらく生存します
  ・家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、使用量の目安に従って薄めて使ってください(目安となる濃度は0.05%です。製品の濃度が6%の場合、水3Lに液を25mlです)
 ◆トイレや洗面所は通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消毒剤でこまめに消毒しましょう
  ・タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄でかまいません
  ・感染者の使用したものを分けて洗う必要はありません
 ◆洗浄前のものを共用しないようにしてください
  ・特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどでは共用しないように注意しましょう。

 

(7) 汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう
 ◆体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてください
  ・糞便からウイルスが検出されることがあります

 

(8) ゴミは密閉して捨てましょう
 ◆鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨ててください。その後は直ちに石鹸で手を洗いましょう

 

■最後に
 ・ご本人は外出を避けて下さい
 ・ご家族、同居されている方も熱を測るなど、健康観察をし、不要不急の外出は避け、特に咳や発熱などの症状があるときには、職場などに行かないでください。

※(一般社団法人日本環境感染学会とりまとめを一部改変)令和2年3月1日版
※厚生労働省がホームページで公開している啓発資料(令和2年3月1日改訂版)より

■コロナウイルスについて一般的なお問い合わせなどはこちら
 ご自身の症状に不安がある場合など、一般的なお問い合わせについては、次の窓口にご相談ください
 ・厚生労働省相談窓口
  電話番号0120-565653
  受付時間9:00~21:00(土日・祝日も実施)
 ・聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方
  FAX03-3595-2756

 ●東広島市の相談窓口はこちら
  ・帰国者・接触者相談センター(広島県西部東保健所)
   平日8:30~17:00 082-422-6911
   それ以外の時間 082-513-2567

  ・広島県感染症・疾病管理センター(広島県健康対策課)
   24時間受付 082-513-2567

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