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今年で8年目。地域の絆深める干支作品を奉納

  • 2020/08/24
干支作品奉納

作品を囲み笑顔の関係者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東広島市八本松町篠の住民などで組織するささあいの会のメンバーらは毎年、干支(えと)を題材にした作品を作り、岩蔵神社に奉納している。2013年から行っており今回で8回目。

 

今年は、杉、ススキ、竹など自然にあるさまざまな材料を使い、ネズミ10匹を制作。竹の五輪の中で遊ぶネズミや、周囲で楽しそうに笑っているネズミを作った。「開運回転五輪」と名前が付けられた作品は神社の舞殿に一年間展示される。

 

作品作りは、篠自治会長の石田俊彦さん(80)を中心とした自治会の応援も受けて行われている。企画などを担当した造形作家の石丸勝三さん(76)は「作品を奉納し始めて、地区外からもたくさんの人が訪れるようになり、うれしく思う」と笑顔。ささあいの会会長の斉原好典さん(76)は「十二支を全部作るまで元気で頑張りたい」と意気込む。

 

篠神社総代会会長の畠中民雄さん(79)は「干支作品をきっかけに地域が団結し、絆が深まっていく。制作者に感謝している」と目を細めていた。

 

作品は展示後、地域のこども園や、地域の年男・年女に寄付しており喜ばれているという。(山北)

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