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市議会政倫審 「議員の責務果たしていない」 大谷市議を辞職勧告に

2020.04.21

大谷氏一般質問3.3

3月3日の本会議一般質問に登壇した大谷市議

東広島市議会の政治倫理審査会(8人)(以下政倫審)は4月10日、7回目の会合を開き、大谷忠幸市議の言動が市議会政治倫理条例に抵触、「議員の責務を果たしていない」などとして辞職勧告の措置を求める審査結果を全会一致でまとめた。近く乗越耕司議長が大谷氏に通知する。辞職勧告の措置に拘束力はないが、大谷市議への責任を問う重い議会判断であることは言うまでもない。

 

「市民の代表者としての品位や名誉を損なう一切の行為を慎むことなどを定めた市議会政治倫理条例に抵触する」。3月上旬、大谷氏の審査を求めた市議が理由を述べた。以下、3つの理由からだった。

 

①本会議や委員会の正当な理由のない欠席②市や市議会、事業者などを誹謗中傷する文書の作成・配布③市職員に対する行動や言動

 

①については、昨年10月の本会議を途中退席した後、今年3月3日に自身が一般質問する間、出席すべき日数32日のうちの31日を欠席、出席は一般質問の一日だったことなどを指摘。②は市議会議員や特定業者の実名を挙げ、大谷氏の意にそぐわない相手は「悪人」扱いで表現していたことを問題視。③は市の各課に②の文書を持ち込み、英語で話し掛けるなど長時間にわたり職員を拘束し職員の業務を妨害したことなどを挙げている。

 

これに対し、大谷氏は文書で『①は、市議会のある9階ではいわれのないパワハラ行為を受け続けており、9階には行けない。市議会が欠席理由にならないといっても、私は欠席理由になると判断している。②は82人の登場人物には掲載許可をいただいている。どこが誹謗中傷か分からない。③は市民の問題解決のため市役所8階までは赴き、職員から情報収集している。文書を手渡すためだけに行ったわけではない。英語は社会実験』などと弁明した。

 

政倫審では、「文書では真意がつかめない」と4度にわたり、大谷氏に対して審査会への出席を求めたが、本人は「忙しい」などを理由に応じなかった。政倫審が再三、出席を要請したのは、議員が議員を裁くことが、軽々しいものではなかったためだ。「公正に客観的に審査したい」との政倫審委員の思いを踏みにじった大谷氏の行為は、不誠実極まりないと言わざるを得ない。

 

「議員を辞める気は全くない」。大谷氏は本紙の取材に辞職をきっぱりと否定した。「行政をチェックするために、私は私なりに必死でやっている」とも言い切った。

 

ならば問いたい。仕事場である本会議や委員会を欠席して、チェック機能を果たすことができるのかと。3日の自身の一般質問には支持者を伴って出席したように、9階にいけないという理由は通用しない。公の場できちんと説明責任を果たそうとしない、大谷氏に市議を続ける資格があるのだろうか。

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