新型コロナウイルスの感染拡大を受け、多くの企業がさまざまな対策を始めている。知恵を絞って取り組む企業の姿が東広島にもある。工夫を凝らした事業を展開する企業などの一部を紹介。(特別取材班)
金属加工を行う広島ピーエス(福富町久芳)は、脳神経センター大田記念病院(福山市)が企画、共同で開発した医療用のSMS不織布を使った型抜きマスクの製造を始めた。
SMSは、手術室などで使われている衛生的な不織布で、極細繊維でできていることから空気中の小さなゴミや花粉を通さない特徴がある。不織布の仕入れは医療機器商社の五洋医療器(福山市)が担う。一般販売は行わず、法人を対象に販売している。
法人の注文については五洋医療器084(926)5050へ。