新型コロナウイルスの感染拡大を受け、多くの企業がさまざまな対策を始めている。知恵を絞って取り組む企業の姿が東広島にもある。工夫を凝らした事業を展開する企業などの一部を紹介。(特別取材班)
広島県からの外出自粛要請が継続される中、東広島タクシーは買い物代行サービスを始めた。利用者の注文に応じて、スーパーや飲食店の商品を同社の専属スタッフが購入し、タクシーで届ける。対象エリアは、原則、西条町と安芸津町周辺。
利用者は電話や同社ホームページのウェブ予約ページで、店舗や商品名、届け先、届け時間を伝える。商品は総額1万円程度までとしている。飲食店のテークアウト商品も可能。
料金は、商品代と指定の店舗から届け先までのメーター料金(570円~)。代行手数料などはかからない。商品の受け渡しの時に、商品代とタクシー料金を支払う。
同社は「高齢の人、妊娠中・出産間もない人、休校に伴って食事の準備や買い物に行けなくなった人などをサポートしていきたい。また、飲食店のデリバリーも活発になればうれしい」と話している。
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