インターネット通販やフリマアプリなどでマスクを購入する際に生じたトラブルの相談が、全国の消費生活センターに寄せられている。
「料金を払ったのに、商品が届かない」といった契約のトラブルをはじめ、「SNSの広告を見てマスクを注文したが不審なサイトに誘導させられた」などフィッシング詐欺の可能性のあるケースなどさまざま。
東広島市消費生活センターに寄せられたコロナ関連の相談は2月から5月7日までに35件。大半は結婚式や旅行のキャンセル料などに関する相談だが、マスクの購入に関しても「粗悪な商品が届いた」「広告と、届いた商品が違っていた」などの相談がある。
同センターは「現物が確認できない通販などでの買い物では、〝トラブルがあるかもしれない〟ことを、必ず頭に置いて買い物を。本当に必要か、このサイトは信頼できるかなど、冷静に検討してほしい」と注意を促している。
―これでトラブル防止
□通販サイトやフリマアプリで購入した商品には
クーリング・オフは適用されない事を知っておこう。
□過去に利用したことがあるなど、
信頼できるサイトや販売元から購入しよう。
□サイトの運営会社が定める規約で、
トラブル時の補償内容や返品・返金のルールを事前に確認しておこう。