新型コロナウイルス感染拡大の影響で大幅な利用減少の中、東広島市西条町御薗宇の西条タクシー(上田俊二社長)は、買い物代行や薬の受け取りなどを行う救援事業「なんでもタクシー」を5月20日から始めた。
同社では、外出自粛に伴う利用者の減少で、4月の売上が前年同月比の約6割に落ち込んだ。新規需要の開拓と、利用者の生活支援のため、救援事業11項目を国に申請し、認可を受けた。普通タクシーと自家用自動車計37台で対応。買い物代行やテークアウト商品の配達、病院の順番取り、薬の受け取りを行う。また、電球交換やガスの元栓確認、公共料金の支払い代行、自動車のバッテリーチャージなど、身近な困りごとに対応する。県をまたいでの移動が制限される中、墓参りや墓掃除も引き受ける。利用者は電話で申し込む。
料金は30分2800円(税込み)。
対象エリアは西条町で、対応時間は午前8時から午後6時。
これまでに5件の利用があり、テークアウトの配達やパンクして走行不能になったクロスバイクの運搬などを行った。
同社の上田俊介営業部長は「利用者の要望に応じて、順次サービス内容を拡充していきたい。タクシー屋がやる便利屋を、選択肢の1つに加えてもらえたら」と話している。問い合わせは、同社なんでも事業部(0120)212526。
(茨木)
【西条タクシー】買い物代行から墓掃除まで「なんでもタクシー」スタート
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