新型コロナウイルスの感染予防に、と米国半導体大手のマイクロンを親会社に持つマイクロンメモリジャパン合同会社の広島工場(東広島市八本松町吉川)が東広島市に不織布のサージカルマスク1万2500枚を寄贈した。5月28日、市役所で寄贈式があった。
式にはマイクロンメモリジャパン合同会社から秋山裕明シニアダイレクターが出席。秋山さんが「マイクロンは従業員やパートナー、そして地域社会の健康と安全を最優先に考えている。今後も市に協力できれば」とあいさつ。高垣広徳市長は「大変ありがたい。市では2人の新型コロナウイルスの感染者を出したが、それ以上は確認されなかった。第2波、第3波も懸念される。今後も全力を尽くし、感染予防に当たっていきたい」と謝辞を述べた。
マイクロンメモリジャパンは新型コロナウイルスの影響を受ける社会を支援するため、全国でさまざまな活動を展開。広島工場では、市の他に県や広島大学にもサージカルマスクなどを寄贈した。
(日川)