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【季節のコラム】知って愉しい日本の文化。「お中元」は感謝の気持ちをさりげなく伝えるチャンス

  • 2020/07/09

 

お中元

 

今回のテーマは「お中元」。

❚感謝の気持ちをさりげなく伝えるチャンス

 お中元は、お盆に先祖を祭る行事や墓参りをするため、親元にお供え物を持ち寄ったのが始まりです。現在では、普段お世話になっている方に上半期の感謝の気持ちとして贈り物をするようになりました。
 贈る相手は、第一にご両親。結婚を機に、今までお世話になったお礼として始められる方が多いですね。続いてご兄弟や親戚、上司、取り引き先です。
 今年のお中元先に加えていただきたいのが、新型コロナウイルスの影響で「会いたくても会えなかった方」です。祖父母からお孫さんへ、お孫さんから祖父母へ、県外に進学したお子様、ランチ会が延期となっているご友人など。お互いの無事の知らせにもなります。

―相手の喜ぶ顔を想像する

 お中元で喜ばれるのは、夏ならビールやそうめんといった季節のものです。近年、人気が高まっているのは産地直送品。また大進オリジナルの、広島と山口の名産品20点から好きなものを選んで詰め合わせできるギフトセットも好評です。
 相手が少人数のご家族やお一人の場合、食べ切りやすい小分け包装されたものや、多種類の商品の詰め合わせなどを選ぶと喜んでいただけるのではないでしょうか。年配の方には、調理不要のものも喜ばれます。予算は3000円、50000円が主流です。

―注文や支払い方法が多様化

 大進では、注文方法も支払い方法も多様に用意していますが、今年は外出を控えて自宅で注文される方が増えています。電話やファクス、郵送の他、無料通信アプリ「LINE(ライン)」での注文も可能です。カタログはホームページでも公開しています。
 贈る時期は地域によって差がありますが、広島は7月に入ってからお盆までが一般的。ただ、年々早まっている傾向があるので、早めの準備をおすすめします。お盆を過ぎたら「残暑見舞い」として贈りましょう。
 また、今年だけ御礼としてギフトを贈りたいときなどは、のしの表書きを「いつもありがとう」「御礼」とすると反復性が薄まり、相手への負担を軽くすることができます。

―普段言えない言葉を届けて

 お中元は感謝の気持ちをさりげなく伝えるチャンスです。「いつもありがとう」「お世話になりました」「お元気ですか」とあなたの思いを贈りませんか。

取材協力/進物の大進東広島店(東広島市西条町土与丸)
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