今年もヒメボタルが暗闇の林内で、黄金色に光りながら最盛期を迎えています。
光が黄色みを帯びているので「金ボタル」の別名があります。
林の中が、まるでイルミネーションのようにピカッ、ピカッと0.5秒間隔で点滅しロマンチックです。
大きさはゲンジボタルよりも小さく、雌は羽根が退化し飛ぶことができず、同じ場所で点滅しラブコールを送ります。
絞り(F値)1.8、ISO(感度)6000、20秒露光した写真を40枚重ね合わせたものです。
地元の保護活動に取り組んでおられる方々のおかげで、今年も素晴らしい姫の舞いを鑑賞することができました。
東広島市河内町篁山にて
撮影日:7月11日
撮影:井川良成