休耕田のあぜののり面に生えているネムノキ(合歓の木)が満開を迎え、梅雨の晴れ間に心を和ませてくれます。
マメ科に属し、高さは10㍍にもなります。
花は美しい淡い紅色に染まり、化粧ブラシのようで透明感があります。
水中花火がさく裂したようにも見えます。
夜になると左右の葉がくっついて、両手の平を閉じたように合体し眠ることが名前の由来です。
何とも不思議な樹木です。
マメ科なので花が終わると秋には10㌢ものサヤに、豆が入っています。
花言葉は「歓喜」「胸のときめき」。
東広島市八本松町原にて
撮影日:6月29日
撮影者:井川良成