水を張った休耕田に、日に一回20羽ほどの群れでやってくるケリ。
その中に数羽の幼鳥がいます。車でそっと近づくと幼鳥はあぜでくつろいでいますが、親鳥は水田の中で監視しています。
翼を広げると黒い初列風切羽と、白い次列風切羽のコントラストが際立ち、黄色いくちばしと足は親鳥同様よく目立ちます。
暗色の虹彩(親鳥は赤色)、黒い胸帯(胸の黒いエプロン)が見られないので、幼鳥と判別できます。
親が見守ってくれている間に生きるすべを身に付け、自立していきます。
7月25日、東広島市八本松町農業技術センターで撮影
(フォトリポーター 井川良成)