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「新しい形を楽しんで」酒まつり実行委員会が概要を発表

  • 2020/09/04
オンライン酒まつり2020

オンライン酒まつりを企画・運営する、(右から)名井崇真副実行委員長、徳森和芳実行委員長、部谷拓司副実行委員長、山田章夫30周年事業部会長

 30周年を迎えた今年、酒まつり実行委員会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため会場での催しを全て中止し、10月10日、11日にインターネット上で「オンライン酒まつり」を開催することを決めた。8月19日、東広島市西条中央の商工会議所会館で記者会見を開き、祭りの概要を発表した。

▽酒まつり実行委員会の実行委員長・徳森和芳さんにインタビュー

 祭り当日は、ユーチューブライブを利用したバーチャルラジオ「酒まつりカンパイ!ラジヲ」をホームページ上に開局し、酒場探訪で知られる吉田類さんとゲストの対談やアーティストライブなどを配信する。また、各酒蔵の杜氏(とうじ)が酒造りのこだわりや日本酒の未来について、西条酒を交わしながら語り合う動画や、市内小中学校の「和文化・創作表現活動発表」の様子を収録したものなどを9月上旬ごろから順次、配信していく。インスタグラムで参加できる乾杯リレーや有名ユーチューバーとのタイアップも企画している。

 祭りの運営資金にはクラウドファンディングを活用する。全国の酒詰め合わせセットやオンライン飲み会参加券、来年の酒ひろば優先入場券、各酒蔵が酒まつりのために用意した限定酒セットなど、15種類の返礼品を金額ごとに用意した。目標金額は500万円で、酒造業界や地元企業の支援にもつなげていく。8月21日から9月22日まで募集する。

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