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クレープ移動販売「ニコサンカフェ」開店

  • 2020/09/08



―ガッツ従業員 社内起業制度活用


 語呂合わせから「クレープの日」とされる9月2日、「ニコニコ笑顔・サンサン明るく温かく」をコンセプトに、白とオレンジのキッチンカーでクレープを移動販売する「ニコサンカフェ」が東広島市に誕生した。週3~4日の午前11時~午後3時、ショージ各店舗やフジグラン東広島店の駐車場などで販売する。

 赤がんすを挟み込んだ「赤がんすクレープ」や、酒かすを使った「酒薫クレープ」などオリジナルメニューが面白い。価格は税込み320円~470円。施設の客層に合わせて、常時約10種類のクレープを提供していく。

ニコサンカフェ
 西条昭和町の自動車部品設計業、GUTS(ガッツ)の従業員、田尻マリアさん(23)が社内起業制度を活用して、車内で調理・販売ができるキッチンカー事業を立ち上げた。コンロや水道、調理設備が整った車両を7月1日に購入。GUTSのイメージカラーを車体に塗装した。店のロゴやメニューは田尻さんが考案。今後も客のニーズを探りながら、メニュー開発を進めていく。

 田尻さんは「お客さまに笑顔になってもらって、また来たいと思ってもらえるようなカフェを目指している。依頼があればどこにでも積極的に出掛けていきたい」と目を輝かせる。

 売り上げの一部は、市内の児童施設やこども食堂、河川の清掃ボランティアなどに寄付する。

8月28日に西条中央の「陽だまり放課後こどもくらぶ」であったプレオープンイベントでは20人の児童が作り立てのクレープを味わいました!

 

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